喜ぶ人。 | ふんころがし-日本に根をおろす-

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夫婦、チカラを合わせて自分より大きなふんの玉を一生懸命に転がす「ふんころがし」。そんな夫婦でありたい私達の毎日を垣間見ませんか?

前回に引き続き、アルメル宅でのことを。

「あなたのパパとママにお手紙を書かないと!
マティアスへのプレゼントのお礼をまだ言っていないんだもの。」

彼女は私にそう言った。
きっと喜ぶと思うと伝えると、彼女は早速紙を持ち出し書き始めた。
私は驚いた。口ではそんなことを言いながらも、実行する人は少ないから。
そして書き上げたものを持ってきて、日本語で書いてほしいと私に言う。
確かに訳は必要よね、と彼女の文章の下に日本語訳を書く。
するともっと驚くべきことが!

「上手く書けるか分からないけど、これを真似て書いてみるね。」

なんと日本語で手紙を出そうとしてくれていたのだ!
私にとっても両親にとっても、こんな嬉しい手紙はない。
思わず涙が出そうになってしまった(・・。)ゞ

そんな私の両親がプレゼントした物はこちら。
20 mai-2
以前アルメルを実家に招待したことがあり、私の両親は彼女を知っている。
5月の里帰りの時にアルメルの出産の連絡を受けていたので、
母と一緒に出産祝いを選んだ。
フランスでは赤は女の子用という観念はないので、
可愛い金魚もついているし、このベビー服に決定☆
私が作ったクマの編みぐるみと共にお祝いを渡したのが6月上旬。
23 juillet-3
その時の喜びのふたりカメライイ表情!( ´艸`)

少なくとも私の周りにいるフランス人にはあまりお礼の観念はない。(過去記事参照→
その中でアルメルの存在は私の救い。
相手が喜ぶことで私も喜ぶ。私が喜ぶことで相手も喜んでくれる。
最高のことだと思う。
それを味わうことができた彼女の家での時間に感謝しなきゃ☆